「小姐」 再考
先週の授業で、漫画の話をしているとき、先生が小学生のころ、聖闘士星矢が流行っていて、漫画やアニメを見ていたと言っていたので、今日、始まって早々にDVDのパッケージを見せながら
「聖闘士のなかで、誰が一番好きですか?」
と訊いてみました。
先生、「うわ 懐かしい」と言いながら、パッケージをじっと覗き込んでいましたが、すっとある人物を指差して「黄金聖闘士の・・・。このひと・・・」と言いました。
さぁ、先生が喜歓だという黄金聖闘士は 誰でしょうか???
* * * * * * *
今日は、受けたてほやほや、中国語のお話です。
前回の記事で宿題として残していた
「街行く若い女の子を呼び止めるとき、なんといえばよい?」
ですが、ここは、「小姐(xio jie)」でよいそうです。
それに関連して、私、前回の記事の中で「小姐」を使ってはいけない用語としてご紹介してしまいましたが、先生に改めて呼称について確かめたところ、そんなに気にしなくてよいという返事が返ってきました。
「北京、ではもしかするときっちり言い分けてるかもしれませんが、上海や南のほうでは、お店の人でも普通に小姐(xiao jie)を使います。もちろん、街のなかで女性に呼びかけるときも小姐です。だって小姐以外に、呼びかけの言葉はありませんからね。」
とのこと。
つまり、「小姐」には、水商売や風俗に従事する女性をさす意味も確かにあるけれど、普通の人、たとえば 旅行者や外国人がそれを使ったからといって、小姐=風俗関係 と相手に解釈されることはまずないそうです。
だから、レストランでもホテルでも、「小姐」と呼びかけることは可以
ですって。
ちょっと、神経質になりすぎてましたね。
ちなみに、
・飲食と宿関係の従業員→「服務員(fu wu yuan)」
・買い物をする商場の従業員→「営業員(ying ye yuan)」
が正しい(改まった)言い方だそうです。
どちらもなかなか発音しにくい言葉デスね。
fu wu yuan はまだしも ying ye yuan は舌がもつれてしまいそうです。これが北京(北方人)だと、
fu wu yuar ying ye yuar と R化音してしまうので、いっそう口のなかがもじゃもじゃしてしまいます。
その点、「小姐」はとっても便利な呼称だと思います。
さて、こうして晴れて「使ってもよい」ことになった「小姐(xiao jie) 」ですが。先生がさきにおっしゃったように、地域による受け取り方の違い というのは 若干ながら存在するようです(例:北京)。
とはいえ、あまりそのことを気にしすぎると、コミュニケーションの第一歩が踏み出せなくなってしまいますね。
そこで、先生が言っていたのは、「語気」を大切に ということ。
道を尋ねたり、なにかものを頼みたいときには、礼儀正しく「你好、小姐。」と笑顔で呼びかければ、誰も小姐をヘンな意味には受け取りません。
要は、その人の気持ち、をきちんと言葉に乗せるということです。
日本でも、道を歩いていて
「すみません、お姉さん、ちょっといいですか。」
と、丁寧に声をかけられるのと、
「よおよお そこの 姉さんよ。」
とぶっきらぼうに呼び止められるのとでは、全然印象が違ってきますからね。
ですから、「小姐」を使うときは、とびっきりの笑顔でもって、呼びかけましょう。そうすれば、きっとあなたに天使の微笑が返ってくることでしょう。
同じ言葉でも、友好の手段となるか、諍いの種となるかは、畢竟 話者の心次第ということで 今日のお話はしめくくりとしたいと思います。
本日の授業もほとんど「聊聊天ル(おしゃべり)」で終わってしまいました。
またなにか面白い話題がありましたら、随時こちらで取り上げていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくおねがいします。
ほかにも、こんなこと訊いて見たい、というテーマ等ありましたら遠慮なくおっしゃってください。先生の知識は実に広いですし、若い方なので、今の中国(語)を知ることができます。そして私の勉強にもなります。
小さなカテゴリですが、一つでも「あ、そうなんだ」と思っていただけたなら、嬉しく思います。
それでは、今日の講座はこの辺で。
また次回の機会まで再見![]()
【PM11:50】
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そうそう。冒頭のわたしの質問に対する先生の答えですが。
先生が一番好きな聖闘士は、なんとっ
「乙女座」のシャカでした。
(誰かさん大喜びしてるだろうな…ちぇ)
理由は、「神に最も近い人だから・・・。」だそうです(笑)
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